“どやっ”豪栄道、無傷4連勝!地元で初Vへ「体動いている」

[ 2019年3月14日 05:30 ]

大相撲春場所4日目   〇豪栄道―魁聖● ( 2019年3月13日    エディオンアリーナ大阪 )

魁聖(右)を上手投げで下した豪栄道(撮影・坂田 高浩)
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 大関・豪栄道が無傷の4連勝とした。鋭い立ち合いから左上手を取ると、すぐに体を開いて204キロの魁聖を投げ捨てた。埼玉栄高の後輩である関脇・貴景勝ら若手が台頭してきた中、地元大阪での場所で存在感を示している。全勝は豪栄道に加え、横綱・白鵬、平幕の逸ノ城、琴奨菊、石浦の5人。大関昇進を目指す貴景勝は3勝目を挙げた。

 流れるような攻めだ。1度目の立ち合いは手つき不十分で止められたが、豪栄道は慌てなかった。左腕を固めて当たると、直後に伸ばした左がまわしにかかった。右の差し手を抜いて体を開き、魁聖の前に出る力も利用するように上手投げ。全勝を守ると地元ファンの歓声を浴びた。

 「ちょっと呼び込んだ。なんとか勝ててよかった」。内容には100%満足しているわけではないが「相手の動きを感じながら動けた。体は動いている」と手応えはあった。

 大阪府寝屋川市出身で、境川部屋宿舎も同市にある。「場所前はいろんな人からハッパをかけられる」と背負う期待は大きい。16年は終盤まで優勝争いに絡んで12勝を挙げたが、17年は右足の負傷で途中休場、昨年は9勝に終わった。同じ86年生まれの稀勢の里は初場所で引退。「もう長くないし45歳まで取れへんから」。32歳は年一度のご当地場所を勝負と捉えている。

 若手の活躍も闘志をかき立てる一因になっている。母校・埼玉栄高の関取は現在、豪栄道を筆頭に9人。22歳の貴景勝は昨年九州場所を制し、今場所は26歳の北勝富士が新三役となった。「どんどん上がってきている。負けられない」と発奮材料にしている。場所前は春日野部屋との稽古で栃ノ心らと番数を重ね、立ち合いの踏み込みの鋭さを確認。そして「優勝しかない」と賜杯に照準を定めた。

 先場所10日目から不戦勝も含めて10連勝だが「まだ意識するほどじゃない。これから」と淡々としている。浪速の春を熱くさせるまで、ご当地力士は白星を積み重ねていく。

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