貴景勝、激闘制し連敗阻止 引いた相手に「しっかり対応できた」

[ 2019年3月14日 05:30 ]

大相撲春場所4日目   〇貴景勝―北勝富士● ( 2019年3月13日    エディオンアリーナ大阪 )

北勝富士(手前)を引き落としで下した貴景勝(撮影・坂田 高浩)
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 大関獲りの貴景勝が北勝富士との激闘を制して連敗を阻止した。ぶちかましてから一気に押し込み粘られた土俵際。押し返されてから激しい攻防となったが、我慢できず引いた相手にも「しっかり対応できた」と動じない。そこで前に出て体を開いて引き落とした。

 埼玉栄高の先輩で、新三役の26歳小結を退けて3勝目。御嶽海戦の黒星は引きずらなかった。最後の連敗は昨年9月の秋場所。「毎日初日と思ってやっている」。強い精神力で結果を残し「しっかり体が動いてくれてよかった」とうなずいた。
 
 5日目は先場所覇者の玉鷲が相手。直近3連勝しており相性は悪くない。10勝以上がノルマとされる大関獲り、関脇対決を制して上昇気流に乗る。

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2019年3月14日のニュース