大坂、惨敗で連覇夢散も前向き 負けても涙なし「後悔はない」

[ 2019年3月14日 05:30 ]

テニス BNPパリバ・オープン ( 2019年3月12日    米カリフォルニア州インディアンウェルズ )

女子シングルス4回戦でベンチッチにストレートで敗れ、引き揚げる大坂
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 女子シングルス4回戦で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)は第23シードのベリンダ・ベンチッチ(22=スイス)に3―6、1―6でストレート負けした。2連覇を狙ったが、16強で敗退した。男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(29=日清食品)は世界ランキング67位のフベルト・フルカチュ(22=ポーランド)に6―4、4―6、3―6で逆転負け。第1シードのノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)が敗れる波乱があった。

 追い詰められても笑顔があった。第1セットを落として迎えた第2セット。大坂は1―4とリードを許した第5ゲーム後に、ジェンキンス・コーチをコートに呼んだ。劣勢の展開で「私の人生へようこそ」と冗談を飛ばし、WTAツアーでは認められている助言を要求。「ボールに深さを与えよう」とのアドバイスも実らず、連覇の夢はついえたが「ベストは尽くしたし後悔はない。相手が素晴らしかった」と涙はなかった。

 4大大会2連勝と無類の強さを誇ってきたハードコートで、打ち負けた。ともに97年生まれの同世代対決。13年にツアー下部大会で勝っていたが、当時、将来を嘱望されていたのは同年の全仏オープン、ウィンブルドン選手権のジュニアで頂点に立ったベンチッチだった。一時は左手首のケガで低迷したが、2月のドバイ選手権で4季ぶりのツアー優勝。大坂は昨年覇者、世界ランキング1位の肩書で迎え撃ったが、ストレートで屈した。

 8強入りを逃したものの、世界ランキング2位のハレプ(ルーマニア)も4回戦で敗れたため世界1位の座は維持できる見通し。「スコアだけ見ると落胆する結果だけど、試合を通じて前向きにプレーはできた」と悲観はしていない。次戦も4大大会に次ぐ規模のマイアミ・オープンで自宅のあるフロリダが舞台。全豪以降は低調な成績が続くだけにホームで再び上昇気流に乗りたい。

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