Gリーグの渡辺雄太が5回目のダブルダブル 地区首位相手に17得点と11リバウンド PO進出には正念場

[ 2019年3月9日 13:28 ]

Gリーグで5回目のダブルダブルを達成した渡辺雄太(AP)
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 NBAのマイナー、Gリーグのメンフィス・ハッスル(グリズリーズ傘下)に所属している渡辺雄太(24)は8日、地元ミシシッピ州サウスヘブンで西地区全体1位のサンタクルーズ・ウォリアーズと対戦。今季2戦2敗だった相手を109―94(前半60―44)で退けて今季成績を24勝11敗とした。

 渡辺は36分出場してフィールドゴール(FG)を17本中7本(うち3点シュートは5本中2本)決め、1本放ったフリースロー(FT)も成功させて17得点。11リバウンドも記録して今季5回目のダブルダブルを達成した。

 2ケタ得点は3試合連続で今季19回目。出場したGリーグの試合では14勝15敗となった。

 平均では14・1得点、7・3リバウンド。シュートの成功率はFGが43・5%、3点シュートが34・9%、FTは81・3%となった。

 すでにプレーオフ進出を決めているウォリアーズは30勝14敗。最大24点差を第4Q序盤で9点差にまで詰めたが、追い上げもここまでだった。

 Gリーグのプレーオフには東西両地区から各6チームが進出。ハッスルは西地区全体7位で、レギュラーシーズンは残り5試合となった。

 残り試合の対戦相手は西地区全体5位のスカイフォース(23勝20敗)と同3位のオクラホマシティー・ブルー(29勝15敗)が各2試合。同6位のソルトレイクシティー・スターズ(24勝11敗)が1試合となっているが、ハッスルは今季この3チームに勝ったことがなく、プレーオフ切符を勝ち取るにはタフな日程となっている。

 次戦は11日のスカイフォールズ(NBAヒート傘下)だが、同チームはヒートへの補強を想定して、NBAで通算867試合に出場しているガードのジャレット・ジャック(35)と契約したばかり。ハッスルにとっては今季で最も重要な一戦になりそうだ。

 <Gリーグ西地区全体上位>

 (1)*サンタクルーズ・ウォリアーズ(30勝14敗)(2)*リオグランデバレー・バイパーズ(29勝15敗)(3)オクラホマシティー・ブルー(29勝15敗)(4)ストックトン・キングス(27勝17敗)(5)スーフォールズ・スカイフォース(23勝20敗)(6)ソルトレイクシティー・スターズ(24勝21敗)(7)メンフィス・ハッスル(24勝11敗)(8)アグア・カリエンテ・クリッパーズ(22勝21敗)

 *はディビジョン首位

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2019年3月9日のニュース