小木曽喬 65をマークし7アンダーでFツアー優勝 発起人の石川遼は19位

[ 2019年3月9日 18:25 ]

フューチャーツアーの今季開幕戦、広島ピースカップで優勝した小木曽喬
Photo By スポニチ

 男子ゴルフの“地方巡業版”フューチャーツアーの今季開幕戦「良和ハウスプレゼンツ・広島ピースカップ」(優勝賞金100万円)が9日、広島県廿日市市の鷹の巣GC(6755ヤード、パー72)で行われ、プロ4年目の小木曽喬(21=フリー)が10バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの65をマークし、7アンダーで優勝を果たした。同ツアーの発起人でもある石川遼(27=CASIO)は4オーバーの19位だった。

 日本ツアーの国内開幕戦まで約1カ月。不調に悩んでいた小木曽は浮上へのきっかけとなる“天の声”を聞いた。その声の主は昨年のフジサンケイ・クラシックでツアー初優勝を飾った同級生の星野陸也(22=フリー)。大会前日の朝のバス移動の車中、偶然、隣り合わせて話し込むうちに「肘から先は使わない」という星野のゴルフ論を聞いた。



 「ボクは結構、手首を使う方なんです。イメージなんですけど、その言葉ですごくひらめくものがあって。星野君のおかげで全部が良くなりました」



 中でもパターは劇的に変化したという。最終18番では4メートルを沈めてこの日10個目のバーディー。後続を突き放した。



 「まずは賞金シードですけど、もっともっと優勝争いを経験したい」



 昨季は5月の関西オープンで自己最高の8位。10月のマイナビABCチャンピオンシップでは初日首位スタートも経験した。今季はライバル星野らに続くツアー初優勝を目指す。



 <良和ハウスプレゼンツ・フューチャーゴルフツアー広島ピースカップ成績>(1)小木曽喬65(2)重永亜斗夢67(3)額賀辰徳68(4)時松隆光69(5)河野祐輝70(5)木下稜介70(7)中里光之介71(7)狩俣昇平71(7)平本穏71(7)稲森佑貴71(11)小鯛竜也72(11)星野陸也72(13)大堀裕次郎73(13)出水田大二郎73(13)高花翔太73(13)池村寛世73(17)中西直人74(17)竹安俊也74(19)石川遼76(20)香妻陣一朗77

続きを表示

2019年3月9日のニュース