阿武松審判部長 貴景勝の昇進は「星数より内容が大事」

[ 2019年3月9日 05:30 ]

10日初日大相撲春場所

二所ノ関一門の連合稽古で汗を流す貴景勝(左)と高安
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 大関獲りの関脇・貴景勝について、阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)は「星数より内容が大事。正攻法の突き、押しで、これくらい勝てるのだというのを見せてほしい」と述べた。貴景勝は優勝した昨年九州場所で13勝を挙げ、初場所は11勝。今場所9勝以上なら昇進の目安とされる三役3場所33勝をクリアするが、結果より内容を重視する方針だ。

 また、初場所で13勝を挙げて優勝した玉鷲についても「先場所のような相撲が続けば(大関昇進という)声が出てくるかもしれない」と説明。大関同時昇進なら、94年初場所後の武蔵丸、貴ノ浪以来となる。

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2019年3月9日のニュース