敏京 ノーボギー67!V圏3位浮上「自分にびっくり」

[ 2019年2月16日 05:30 ]

米女子、オーストラリア女子ゴルフツアー共催ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン第2日 ( 2019年2月15日    オーストラリア ザ・グランジGC=6638ヤード、パー72 )

 17位から出た野村敏京(26=Q CELLS)がボギーなし、5バーディーの67で回り、通算7アンダーで首位と3打差の3位に浮上した。同じく17位から出た原英莉花(20=フリー)は79とスコアを落とし、通算5オーバーで予選落ち。首位には徐薇リョウ(24=台湾)とマデレーネ・サグストロム(26=スウェーデン)が通算10アンダーで並んでいる。

 野村が安定したプレーで優勝戦線に食い込んだ。前半で2つ伸ばすと、インに入っても着実にスコアを伸ばした。10番で1・5メートルを決め、17番では8メートルを沈めるなどボギーなしの5アンダー。風の影響を受けながらもショートゲームがさえわたり、「特に意識はなかった。グリーンを狙う場面でもミスしてもパーを拾える位置を考えて打っていた」と淡々と振り返った。

 昨年8月以来の復帰戦となった前戦のISPSハンダ・ビック・オープンでは最終日まで優勝争いを演じて5位。半年近く腰痛で戦列を離れていたが、ストレッチなどは欠かさず「だいぶ良くなっている」という。

 首位とは3打差で週末を迎える。舞台は、3年前にツアー初優勝を飾った相性のいいコース。久々の優勝の期待も懸かるが、「ここまでできている自分にびっくり。楽しくプレーできているので、あまり自分にはプレッシャーはかけたくない」と、どこまでも冷静だった。

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2019年2月16日のニュース