大阪 今季2度目の5連敗 穂坂HC 課題は「メンタル面じゃないですか」

[ 2019年1月31日 05:30 ]

<大阪・名古屋>ゴールを狙う大阪・熊谷(中)
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 バスケットボール男子のBリーグ1部第22節が30日、各地で行われ、西地区4位の大阪は同地区2位の名古屋Dに62―73で敗れた。今季2度目の5連敗で昨季から続く名古屋D戦の連敗も「5」となった。

 弱点が露呈された一戦だった。第3Qに一時は5点差まで迫るも、最終Qの出だしでつまずき、劣勢を覆すことはできず試合終了。穂坂健祐ヘッドコーチは「第3Qや第4Qに勝てるときがあったにもかかわらず、40分間集中した状態を保てなかった。攻撃とか守備とかではなく、メンタル面じゃないですか」とチームが抱える課題を的確に指摘した。反撃態勢に入りながらも失速する毎度の負けパターン。歯がゆい展開に「もがき苦しみながらも打破しないといけない」と成長を促した。

 昨年末に今季初の4連勝を飾ったが、2019年はスタートダッシュに失敗し、これで5連敗。まだ1勝しか挙げていない。試合が終わり撤収作業が進む体育館では根来主将、熊谷ら4選手が繰り返しシュート練習で汗を流していた。悔しさはコート上で晴らすしかない。逆襲の時をみんなが待っている。

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2019年1月31日のニュース