グリズリーズは延長で惜敗 1月は2勝14敗 ティンバーウルブスはタウンズのブザービーターで劇的勝利!

[ 2019年1月31日 16:03 ]

タウンズをマークするグリズリーズのガソル(AP)
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 NBAは30日に各地で8試合を行い、不振に陥っているグリズリーズは氷点下33度の最低気温を記録したミネアポリス(ミネソタ州)でティンバーウルブスと対戦。終盤に勝機をつかんだものの、延長の末に97―99(前半44―44、延長4―6)で敗れて20勝32敗となった。

 マイク・コンリー(31)が26得点、マーク・ガソル(33)が19得点を稼ぐなど両ベテランが奮闘したが、ここ13戦で12敗目。10日間契約でこれが4試合目となったブラジル出身のフォワード、ブルーノ・カボクロ(23)は32分出場して7得点と4ブロックショットを記録し、3点シュートは5本放って1本成功した。

 グリズリーズは1月を2勝14敗で終了。球団側はコンリーとガソをトレード要員とした他球団との“商談”を受け入れる姿勢を示しており、2月7日の期限日までにどのような動きを見せるのかが注目されている。

 ティンバーウルブスは3試合ぶりに白星をもぎとって25勝26敗。全得点(16)を後半と延長で記録したセンターのカールアンソニー・タウンズ(23)が延長の終了間際、右サイドのベースライン際から放ったジャンプシュートが劇的なブザービーターとなって熱闘にピリオドを打った。

 ティンバーウルブスではデリック・ローズ(30)、ジェフ・ティーグ(30)、タイアス・ジョーンズ(22)といったポイントガード陣が脚の故障で出場できず、この日は2012年と13年シーズンにグリズリーズで計111試合に出場しているジェリード・ベイレス(30)が先発。古巣相手に43分出場して19得点と自己最多の12アシストをマークしてチームのピンチを救った。

 ミネアポリス市内のこの日の最低気温は南極(氷点下32度)より寒い氷点下33度。試合開始時でも氷点下28度と折からの寒波の影響をもろに受ける形となった。ティンバーウルブスの本拠地「ターゲット・センター」の観客数は1万3615人。路面の凍結や積雪の影響で交通網が混乱すると予想したファンも多く、結局約5900席が空席となった。

 なお西地区全体2位のナゲッツはペリカンズを退けて4連勝。東地区全体5位のセルティクスは故障のカイリー・アービング(26)を2試合連続で欠きながらもホーネッツに勝ち、ここ8戦で7勝目を挙げた。

 ヒートはブルズに敗れて24勝25敗。勝率が5割を切ったものの、所属の東地区サウスイーストでは2位ホーネッツに0・5ゲーム差をつけてディビジョン首位の座を守っている。

 <その他の結果>

*セルティクス(32勝19敗)126―94ホーネッツ(24勝26敗)

ブルズ(12勝40敗)105―89*ヒート(24勝25敗)

マーベリクス(23勝27敗)114―90*ニックス(10勝40敗)

ナゲッツ(35勝15敗)105―99*ペリカンズ(23勝29敗)

*キングス(26勝25敗)135―113ホークス(16勝34敗)

*ウィザーズ(22勝29敗)107―89ペイサーズ(32勝18敗)

*トレイルブレイザーズ(32勝20敗)132―105ジャズ(29勝23敗)

 *はホームチーム

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