東京五輪チケット4月以降に抽選販売開始「3段階販売方式」第1弾

[ 2019年1月31日 05:30 ]

マスコットのミライトワと笑顔を見せる吉田沙保里さん(撮影・高橋 雄二)
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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、五輪チケットの詳細な価格や販売方法の概要を発表した。チケットは全競技を対象に、4月以降に公式販売サイトで抽選申し込みを開始。入場券不正転売禁止法が施行される6月14日以降に抽選結果を発表する。今秋から公式サイトで先着順販売も始め、来春以降には都内に設置予定の販売所でも購入可能となる「3段階販売方式」で、目標販売枚数は780万枚。公式リセール(再販売)サービスも実施する。

 チケットは試合の種類や座席に応じ、最大でA席〜E席の5段階の価格を設定。最高額は開会式が30万円、陸上決勝(男子100メートルなど)が13万円、競泳決勝とバスケットボール男子決勝が10万8000円、体操決勝が7万2000円、サッカー男子決勝と野球決勝が6万7500円、テニス決勝が5万4000円となった。半分以上が8000円以下で購入でき、最低額は2500円で男子マラソン(五輪スタジアム)のC席などが該当。未発表だったサーフィンは一律3000円となり、陸上の競歩(皇居外苑周回コース)はチケットを販売しない。

 購入はインターネットで「TOKYO 2020 ID」へ登録後、販売サイトで申し込む。購入手数料はコンビニでの現金決済が432円、大会スポンサーのVISAカードなら無料。受け取りは郵送(発行手数料1枚324円、配送1件864円)、モバイルチケット、自分で印刷する方法がある。車いす使用者と同伴者用のチケットや、12歳未満、60歳以上、障がい者を含むグループの「みんなで応援チケット」(1枚2020円)も抽選販売の対象となる。

 《転売に最大限の警戒》大会組織委員会は不正高額転売への対策に最も神経をとがらせている。オークションサイトなど非公式のルートで購入したチケットでは「会場には入場できない」と厳しい姿勢を打ち出し、会場での本人確認なども検討。昨年の臨時国会で成立した罰則付きの入場券不正転売禁止法も追い風に、関係当局と連携して取り締まりに目を光らせる。担当者は偽チケット流通の可能性も指摘し「公式販売ルート以外からは絶対に購入しないで」と呼び掛けている。

 《沙保里さんソフト見たい 同世代・上野に期待》引退した女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里さんが発表会見に出席し、「東京五輪は選手じゃないので、いろいろな競技が見られる楽しみがある」と話した。

 レスリング以外では「同世代の上野由岐子選手が頑張っているソフトボールを見てみたい」と希望。声援が選手の支えになることを強調し、「応援は選手の力になる。(チケットの)申し込みをしないと見に行けないので、私も申し込みます」と話した。

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