ウォリアーズが11連勝 グリズリーズは25点のリードを守れず「確率0・57%」の逆転負け

[ 2019年1月29日 15:10 ]

ホリデーをかわしてジャンプシュートを放つカリー(AP)
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 西地区全体首位のウォリアーズは敵地インディアナポリスでペイサーズを132―100(前半69―48)で下して破竹の11連勝。ロードでも10連勝を飾って今季成績を32勝14敗とした。

 ステフィン・カリー(30)が6本の3点シュートなどで26得点を挙げれば、アキレス腱断裂から復帰5戦目となったセンターのディマーカス・カズンズ(28)も25分の出場で22得点。ロード5連戦を無敗で終え、リーグ全体首位のバックス(東地区1位=35勝12敗)には勝率で9厘差まで迫ってきた。

 得点リーダーのビクター・オラディーポ(26)を膝の重傷で失ったペイサーズは連敗で32勝17敗。オラディーポの代役だったタイリーク・エバンス(29)も腰痛でダウンし、この日は2季目のエドモンド・サムナー(23)が初めて先発に名を連ねたが、28分の出場でわずか2得点に終わった。

 26日のペイサーズ戦で連敗を8でくい止めたグリズリーズは地元メンフィスで西地区全体2位のナゲッツを迎え撃ったが、第3Q途中で最大25点(70―45)をリードしながら屈辱的な逆転負け。足首を痛めていたフォワードのカイル・アンダーソン(25)が9試合ぶりに復帰してチームにリズムを与え、第3Q終了時点でもまだ17点をリードしていたが、92―95(前半60―41)で敗れて20勝31敗となった。

 今季のNBAで後半に入って25点差以上のリードを奪ったチームはここまで174回で無敗だったが、175回目のグリズリーズだけが例外となった形。大事な場面でゲームをコントロールすることができず、175回に1回の「確率0・57%」というありえない?逆転負けを喫してしまった。

 ナゲッツは第4Qで35―15と圧倒。91―92で迎えた残り28・9秒、この日24得点をマークしたセンターのニコラ・ヨキッチ(23)がゴール下でしぶとくシュートをねじ込んで、これが決勝点となった。

 ナゲッツは主力ガードのジャマール・マーリー(21)が足首を痛めて欠場したが、先発したウィル・バートン(28)が20得点、ベンチから出たマリク・ビーズリー(22)も18得点と奮闘。3連勝を飾って34勝15敗とした。

 なおネッツはセルティクスに敗れて連勝が6でストップ。今季17・2得点をマークしていたガードのスペンサー・ディンウィディー(25)が痛めていた右手親指の手術に踏み切ったことで戦列を離れ、今後は苦戦が予想されている。

 <その他の結果>

*ホーネッツ(24勝25敗)101―92ニックス(10勝39敗)

*セルティクス(31勝19敗)112―104ネッツ(27勝24敗)

ホークス(16勝33敗)123―118*クリッパーズ(28勝23敗)

 *はホームチーム

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