小原、MGCへ完全オフ厳禁 考え方変化「後悔したくない」

[ 2019年1月29日 05:30 ]

大阪国際女子マラソンから一夜明け、MGCへ意気込みを語る小原怜(共同)
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 陸上の大阪国際女子マラソンで日本人最上位の2位に入った小原怜(28=天満屋)がレースから一夜明けた28日、大阪市内で“完全オフ厳禁”を誓った。9月15日の東京五輪代表選考レース「マラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)」に向けて「故障につながるのはもう嫌。マラソンが終わったら、今まで羽を広げすぎるところがありました」と語った。

 武冨豊監督から日本記録を狙える器と見込まれながら殻を破れずにいる。その一因が「羽を広げすぎる」こと。内容を明かさなかったものの、スイーツを多く食べるなど、自己管理に欠ける部分があったという。今回は休養に入っても「常に陸上と向き合っていたい」と、気を引き締めた。

 故障の連続と、30歳手前になり、考え方が変化した。「自分には今しかない。後悔したくない」と覚悟を決めている。次のマラソンはMGC。背水の陣で持ち前のスピードを磨き、五輪切符を狙う。

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2019年1月29日のニュース