世界選抜・森谷に言葉の壁…途中出場も「チームにフィットできなかった」

[ 2018年10月26日 22:50 ]

ラグビー ジャパンチャレンジマッチ2018   日本代表28―31世界選抜 ( 2018年10月26日    花園ラグビー場 )

<日本代表・世界選抜>試合を終え、記念撮影する両チーム(撮影・吉田 剛)
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 日本人で唯一、世界選抜のメンバー入りをした24歳の森谷圭介(パナソニック)にはほろ苦い試合になった。前半17分、快足のプルが痛めたことで途中出場。攻撃になかなか加われず、後半は日本代表のWTB福岡にハンドオフで振り切られる場面があった。

 「国際レベルの試合は今回が初めて。チームにフィットできなかった。あまり覚えてないです」

 語学の壁もあって、“らしさ”を出すのは難しかったのは致し方ない。「チームの中で信頼度が低かった。チームの中で動くことができなかった」と、ありのままを受け入れた。

 一方で、元ニュージーランド代表のスター選手CTBノヌーら世界のトップ選手と貴重な時間を過ごした。「試合の収穫はなかったけど、トップ選手と一緒にやってプラスになったことはある。見ているだけで勉強になった」。1メートル84、90キロの大型バックスは、この経験を糧にしていく。

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2018年10月26日のニュース