今季2戦全勝も…NZ代表、ライバル豪州戦へ「油断できない」

[ 2018年10月26日 16:50 ]

キックを受けてパスする練習に取り組むニュージーランド代表のホワイトロック(撮影・中出 健太郎)
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 ラグビー伝統の定期戦「ブレディスロー杯」(27日午後3時キックオフ)に臨むニュージーランド代表オールブラックスが26日、都内のグラウンドでキャプテンズラン(前日練習)を行った。練習は約1時間で、報道陣に公開されたのは終盤の15分間。個人練習や2、3人でのユニット練習に移行しており、SOボーデン・バレットやCTBソニービル・ウィリアムズらが個々のメニューに取り組んだ。

 オーストラリア代表との定期戦ブレディスロー杯では今季、2戦2勝で既に勝ち越しが決定。9年ぶりに日本で開催される最終第3戦は、今後の欧州遠征へ向けた準備の試合ともなる。だが、No・8のキアラン・リード主将は「オーストラリアは長年争ってきた近隣のライバルで、凄く意義のある試合」と説明。8月の第2戦では逆転勝ちしており、「後半がキーポイントだった。だから明日も油断できないし、それを考慮して試合に臨みたい」と説明した。

 今回の試合は来年開催されるラグビーW杯日本大会へ向けた予行演習の意味もある。リード主将は「ホテルも練習場も凄くいい用意をしてもらっている。来年へのいい準備になっていると思う」と話した。

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2018年10月26日のニュース