NZ戦今季初勝利を目指す豪州代表「どんな試合でも意味が小さいことはない」

[ 2018年10月26日 16:27 ]

日産スタジアムで前日練習を行うオーストラリア代表(撮影・中出 健太郎)
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 ラグビー伝統の定期戦「ブレディスロー杯」(27日午後3時キックオフ)に臨むオーストラリア代表ワラビーズが26日、試合会場の横浜・日産スタジアムでキャプテンズラン(前日練習)を行った。宿泊先からの移動時間を甘く見ていたのか、予定より1時間ほど遅れて来年のラグビーW杯日本大会決勝会場でもあるスタジアムに到着。練習は冒頭の15分間が公開され、フランカーのマイケル・フーパー主将やCTBイズラエル・フォラウらがゴムチューブを引っ張りながらのランや軽いパス回しなどで体をほぐした。

 宿敵ニュージーランド代表オールブラックスとの定期戦は今季、2戦2敗で負け越しが決定。9年ぶりの日本開催となる最終第3戦で今季初勝利を狙う。フーパー主将は「今年は既にカップを母国に持ち帰れないと決まったが、全てのテストマッチが重要で、どんな試合でも意味が小さいなんてことはない」と強調。「しっかりしたシェイプでアタック、ディフェンスともに長い時間できれば、いい結果になると思う。スタジアムのピッチは(日本代表と対戦した)昨年と同じように素晴らしいが、雨の予報なので少しプレーは調整したい」と抱負を述べた。

 今回の遠征は来年のW杯向けた予行演習でもある。フーパー主将は「来年と同じホテルに泊まっている。近くにディズニーランドがあって昨日は何人かが楽しんだようだし、いい1週間を過ごせている」と明かし、「スーパーラグビーや昨年の遠征でも日本に来たが、違う環境に慣れるのはいいこと。W杯があるので日本でもラグビーが盛り上がっているのもいい」と話した。

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