内村 世界体操が“今季ラスト”、ベスト演技で締める 大会後休養へ

[ 2018年10月26日 05:30 ]

世界体操男子予選に向けて調整する内村
Photo By 共同

 手負いのキングが“今季最終戦”で燃える。体操の世界選手権が25日、カタール・ドーハで開幕し、内村航平(29=リンガーハット)ら男子日本代表は、26日の予選に向けて練習会場で調整。内村は今年新設の国内大会で、出場資格を持っている11月23日の個人総合スーパーファイナル(群馬)を欠場することが分かった。

 同大会には白井健三(22=日体大)ら世界選手権代表のほかに、ユース五輪で5冠を達成した北園丈琉(16=清風高)ら日本トップクラスのみがエントリー。来年の個人総合W杯派遣選手の選考会も兼ねている。内村は以前から世界選手権後は休養するプランを立てていた上、9月25日には右足首を負傷。コンディションも万全ではないために欠場を決めた。世界選手権が今季最終戦となる可能性が高い。

 昨年の世界選手権は予選で左足首を痛めて途中棄権し、個人総合の連覇が6でストップ。右足首の回復途上の今大会も個人総合は断念せざるを得ず、26日の予選はあん馬、つり輪、鉄棒の3種目のみを演技する。水鳥寿思監督(38)は患部の状態について、「ここ数日ですごく変化している感じはない。悪くはなっていない」と説明した。

 団体総合でメダルを取れば、全競技を通じて20年東京五輪の自力での出場枠第1号となる大一番。29日の団体総合決勝では平行棒でも演技する可能性があり、鉄棒で種目別決勝に残れば、もちろん金メダル候補だ。今季は全日本選手権の連覇が10で止まり、NHK杯10連覇で鮮やかに復活、そして右足首の負傷…。波瀾万丈のシーズンを、現状のベスト演技で締めくくる。

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