世界体操開幕、白井「やるしかない」日本は26日に予選

[ 2018年10月25日 17:07 ]

白井健三
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 体操の世界選手権は25日、カタール・ドーハで開幕した。男子日本代表は26日の予選に向けて練習会場で調整。6種目を演技する白井健三(22=日体大)は、予選は床運動の難度を落として臨む。これまで高いDスコアを信条としてきたが、「別にもう、やるしかない。やりたいことをやるだけが体操じゃない。それだとショーになってしまう」とし、「日本に貢献することが体操選手として、一番のやるべきこと」と静かに意気込んだ。決勝では本来のDスコアに上げる可能性もある。

 今大会の団体総合でメダルを獲得すると、20年東京五輪の出場枠を得る大一番。右足首を痛めている内村航平(29=リンガーハット)は予選はあん馬、つり輪、鉄棒の3種目を演技、内村に代わり萱和磨(21=順大)が6種目、谷川航(22=順大)は鉄棒を除く5種目、田中佑典(28=コナミスポーツ)は平行棒、鉄棒に加え床運動と跳馬でも演技する可能性がある。

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