ジェームズが新天地レイカーズで初勝利 ウォリアーズのカリーは3Qまでに圧巻の51得点!

[ 2018年10月25日 15:20 ]

レイカーズで初勝利を挙げたジェームズ(AP)
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 NBAは24日、各地で11試合を行い、レイカーズは敵地フェニックス(アリゾナ州)でサンズを131―113(前半66―54)で下して1勝3敗。キャバリアーズから4年1億5400万ドル(約172億円)でレイカーズに移籍してきたレブロン・ジェームズ(33)は第3Qまでの出場で19得点、7リバウンド、10アシストをマークし、今季4戦目にして新天地で初勝利を挙げた。

 レイカーズはライジョン・ロンド(32)とブランドン・イングラム(21)の先発2人が乱闘による出場停止処分中で欠場。しかし昨季までウォリアーズに在籍したセンターのジャベール・マギー(30)が20得点、ペイサーズに在籍していたガードのランス・スティーブンソン(28)が23得点、8リバウンド、8アシストを稼ぐなど、ジェームズを含めた移籍組の活躍で今季初勝利を収めた。

 サンズは1勝3敗。ドラフト全体トップで指名されたセンターのディアンドレ・エイトン(20)は22得点と11リバウンドを記録したが、23得点を挙げたデビン・ブッカー(21)は第3Q終盤に左太腿を痛めてベンチに退いた。

 ファイナル3連覇を狙うウォリアーズは地元オークランド(カリフォルニア州)でウィザーズを144―122(前半80―71)で退けて4勝1敗。ステフィン・カリー(30)が第3Qまでの出場で51得点をたたき出し、ウィザーズを寄せつけなかった。

 カリーはフィールドゴールを24本中15本(うち3点シュートは16本11本)決め、フリースローは10本すべて成功。点差が開いたために第4Qはベンチにいたが、自己最多得点記録(54)にあと「3」と迫るパフォーマンスで、通算6回目の50得点以上を記録した。2ケタの3点シュート成功本数は10回目。通算成功本数は2162となり、ジャマール・クロフォード(現サンズ=2154)を抜いて歴代5位に浮上した。

 歴代4位はキャバリアーズに在籍しているカイル・コーバー(37)で2214。その差は52本となっており、今季中にさらに順位をさらに上げる可能性が大きくなっている。ウィザーズは1勝3敗。22日のトレイルブレイザーズ戦では延長の末に1点差で今季初勝利を挙げたが、中1日で迎えたウォリアーズ戦では精彩を欠いた。

 なおティンバーウルブスに勝ったラプターズはチーム記録に並ぶ開幕5連勝。バックスも17年ぶりの開幕4連勝と好調で、ジェームズを失ったたキャバリアーズはネッツに敗れて15年ぶりの開幕4連敗となった。

 <その他の結果>

ネッツ(2勝2敗)102―86*キャバリアーズ(4敗)

*ホークス(2勝2敗)111―104マーベリクス(2勝2敗)

*ヒート(2勝2敗)110―87ニックス(1勝4敗)

ペイサーズ(3勝2敗)116―96*スパーズ(2勝2敗)

*ラプターズ(5勝)112―105ティンバーウルブス(2勝3敗)

ジャズ(2勝2敗)100―89*ロケッツ(1勝3敗)

*ブルズ(1勝3敗)112―100ホーネッツ(2勝3敗)

*キングス(2勝3敗)97―92グリズリーズ(2勝2敗)

*バックス(4勝)123―108 76ers(2勝3敗)

 *はホームチーム

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