Tリーグ女子開幕 平野美宇らの日本生命が歴史的初勝利

[ 2018年10月25日 22:44 ]

<TOP名古屋・日本生命レッドエルフ>第3マッチ第3ゲーム、平野美宇はソ・ヒョウォンを激しく攻める (撮影・西川祐介)
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 新たに発足した卓球のTリーグは25日、東京・両国国技館で女子の開幕戦が行われ、世界ランキング9位の平野美宇(18)を擁する日本生命が名古屋を3―1で下し、歴史的初勝利を飾った。

 平野は第1試合のダブルスに登場。2―0でストレート勝ちすると、第3試合のシングルスではカットマンの徐孝元(ソヒョンウォン=韓国)に苦戦しながらも、5ゲーム中4ゲームがジュースにもつれ込む接戦を制し「開幕戦ということで、歴史的な試合でまず1勝できて良かった。応援してくれた皆さんのおかげです」と感謝した。

 前日の男子開幕に続き、この日もさまざまな演出が行われ、独特の雰囲気の中で熱戦が繰り広げられた。多くの国際舞台を経験している平野も「昨日の男子の開幕戦を見たが、想像以上に演出とか雰囲気が凄くて、ちょっと緊張していた。でも緊張を力に変えることができた」とニッコリと笑った。

 Tリーグはこれまで日本選手が海外に修練の場を求めていたのを、日本国内で高いレベルの試合を経験できるようにと創設された新リーグ。各チームに世界ランキング10位以内の選手との契約を義務づけるなど、規定を設けてレベルの維持を図る。平野も「ワールドツアーなら1回負けるとそこで終わるが、Tリーグなら強い選手とたくさん試合をできる。試合の中で課題を見つけられるので、参戦して良かったと思う部分もたくさんあった」と手応えを感じたようだった。

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