朝乃山 栃ノ心と三番稽古し1勝6敗「今は、がっぷりで勝てる感じがしないです」と脱帽

[ 2018年10月18日 19:26 ]

朝乃山(左)と稽古する栃ノ心
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 大相撲の秋巡業が18日、大阪・池田市を行われ、平幕・朝乃山24=高砂部屋)が大関・栃ノ心と三番稽古し、1勝6敗。右四つがっぷりの力相撲は、立ち合いで胸がぶつかる大きな音もあり、観客は大喜びで拍手喝さいだった。

 しかし、この相撲ではさすがに大関に分がある。「相四つで、自分の形でも寄り切れない。力が強い。今は、がっぷりで勝てる感じがしないです」と、相手のパワーに脱帽気味。一方の栃ノ心は「立ち合いで強くバーンと当たってくるから、気持ちがいい」と満足そうだった。

 当地の池田市は即席めんを発明した安藤百福と、その妻を描くNHK連続テレビ小説「まんぷく」の舞台でもある。稽古後に、たまたま目についた自販機で買った「カップヌードル」を平らげた朝乃山は、池田市が即席めん発祥の地であることを「知らなかった」と苦笑い。

 巡業の昼食に即席めんを食べる機会は意外に少ないといい、疲れた体に染み入る味に「めっちゃうまかった。パワーをもらいました」と百福翁に感謝していた。

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2018年10月18日のニュース