稀勢、御嶽相手に9勝2敗 九州場所へ「仕上がりがいい感じ」

[ 2018年10月18日 05:30 ]

京都巡業の朝稽古で、御嶽海と相撲をとる稀勢の里(左)
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 大相撲の秋巡業が17日、京都市の島津アリーナ京都で行われ、横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)は関脇・御嶽海と相撲を取り、9勝2敗だった。得意の左差しや、左脇を絞って腰を落として寄る形が多く「慌てることなくさばけた」と充実感を見せた。

 いい流れを継続している。皆勤した夏巡業後、進退を懸けていた秋場所で9場所ぶりに千秋楽まで取りきって2桁の白星。周囲を安心させ、復活を強く印象付けた。「(15日間の)本場所を挟んでいるので、仕上がりがいい感じがする。新鮮というか、いい状態」と現時点の手応えは夏巡業以上。久しぶりの好循環で迎える九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)は、昨年春場所以来の賜杯を狙える状態にもっていく。

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