バレー女子伊代表、目標はベスト6 マッツァンティ監督、日本は「若い良い選手多い」

[ 2018年9月27日 11:36 ]

29日開幕のバレーボールの世界選手権に出場する女子イタリア代表のダビデ・マッツァンティ監督
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 29日開幕のバレーボール世界選手権に出場する女子イタリア代表のダビデ・マッツァンティ監督(41)が27日、本紙の独占インタビューに応じ、世界選手権などの目標ついて語った。

 イタリア代表は29日の開幕に先駆け、22日に来日。日本政府が20年東京オリンピック・パラリンピックに向け16年1月に「ホストタウン」に認定した仙台市で事前合宿を行った。25、26日にはゼビオアリーナ仙台でアゼルバイジャン代表とテストマッチ。2連勝を飾りマッツァンティ監督は「世界選手権に向け)良い準備が出来た」と話した。

 指揮官は以前にも日本を訪れた経験があるようで「日本は本当に好きな国。私も詳細にこだわる監督だけど、日本の細かい気配りには本当に頭が下がる」と仙台市に感謝。中でも食事面に関しては完璧な“おもてなし”を受けたといい「パスタとかは本当に美味しかった」と笑顔で振り返った。

 イタリア女子バレー代表は過去オリンピックでのメダル獲得こそないものの、世界選手権では02年大会で金メダル、W杯も07年、11年と2度の優勝を誇る強豪。17年に代表監督に就任したマッツァンティ監督は、10〜11年シーズンにベルガモでリーグ戦を制したほか、クラブで3度のリーグ優勝を誇る名将だ。現イタリア代表のウィングスパイカー、セレナ・オルトラーニ(31)が妻であることも知られている。

 指揮官は世界選手権の目標について「グループリーグ突破して、まずはベスト6に入ること」と強調。ともに予選突破すれば対戦する可能性のある女子日本代表については「今年初めにもテストマッチで戦ったけど、世代交代して、若い良い選手が多い」と印象を語った。

 イタリア代表は27日に予選ラウンドを戦う札幌入り。ブルガリア、カナダ、中国、キューバ、トルコと同組で、29日の開幕戦はカナダと対戦する。

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2018年9月27日のニュース