花田虎上 引退決断の弟・貴親方にラブコール?「番組でも何でも、2人旅でも」

[ 2018年9月27日 10:37 ]

元横綱若乃花の花田虎上
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 大相撲の元横綱・若乃花のタレント花田虎上(47)が27日、フジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)の生放送に出演。25日に日本相撲協会に引退(退職)届を提出したことを発表した弟・貴乃花親方(46=元横綱)への思いを語った。

 貴乃花親方の引退について「テレビの速報で見ました」とし、「その日に、あ、今日か!と思って驚いたが、退職することに対しては驚きはなかったです」とそれほどの驚きはなかったことを告白。「(状況的に)貴乃花が追い詰められたという立場になると思う。そういう意味では、今度はどうするのかなと見ていたが、退職することは1つの選択肢として僕の中では考えていた」とした。

 「本当に相撲は大好きで、相撲一筋の人間。そこまで相撲を愛していた人間が相撲がなくなったら、外に出て応援すると言っているんですけど、ちょっと心配。彼の人生の中に相撲がないというのが考えられないですよね」と弟を心配した。貴乃花親方は退職ではなく、引退という言葉を使った。これについても「今、やっと、力士から引退したんじゃないですかね、正直」と見解を示した。

 協会内で、孤立状態となっていた貴乃花親方について、「仲間もいない。自分の中で考え過ぎたことがそうなってるんじゃないか」「あいさつもするし、話もします。僕より話します。ただ、生きるのが不器用なだけ」と貴乃花親方の思い込んだらまっすぐという性格に起因していると分析。長らくの確執が伝えられている兄弟の関係については「私も話してもらえないですし。(貴乃花親方は)何かあると、話さなくなる。敵と認識されると、敵なので…。もう結構連絡は取ってないですね。僕は争いごとは好きじゃないので、兄弟仲良く仕事すればいい生活もできるし、いいことなんですけどね」と苦笑した。

 今後については「(協会に)戻ってほしいですけど、もう離れるとは思う」としながらも「僕はもう、番組でも何でも、2人旅でもって思ってます」と最後は弟との夢の共演にラブコールを送っていた。

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2018年9月27日のニュース