相撲協会年寄総会 役員、貴乃花親方への圧力否定「ないです」

[ 2018年9月27日 13:00 ]

貴乃花親方の顧問弁護士を務める石原氏(中央)は報道陣に事情を説明
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 日本相撲協会の年寄総会が27日午前、両国国技館で行われた。

 関係者によれば会合では、出席者から貴乃花親方の引退について圧力があったのかとの質問が出た。これに対し役員が「ないです」と否定し、経緯に関しては書面を読みながら説明したという。

 また、貴乃花親方の顧問弁護士が昼前に国技館を訪れ、所属力士ら協会員の千賀ノ浦部屋への移籍に関し、受け入れ先の押印や住所が書かれた書類を提出した。また、同弁護士によれば、相撲協会が書類に不備があり受理できないとした引退届について、退職届ではなく引退届とした説明を書いた上申書も同時に提出したという。「上申書には引退届の引退を退職に読み替えてくださいということと、貴乃花親方は引退したので今後も協会の会合を欠席しますといことが書いてあります」と話した。その上で「10月1日(の臨時理事会)にあらためて書類が必要であれば提出します」と説明した。

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