日本 男女混合団体戦2連覇!決勝でフランスを4―1で下す

[ 2018年9月27日 22:52 ]

男女混合団体決勝 フランス選手(左)を破った芳田司
Photo By 共同

 柔道の世界選手権最終日は27日、バクーで2020年東京五輪の新種目となる男女混合団体戦が行われ、日本は決勝でフランスを下し、2連覇を飾った。日本は個人戦を加えて8個目の金メダルとなった。

 まず100キロ超級3位の原沢久喜(26=無所属)が延長の末技ありでまず1勝。続いて女子57キロ級で優勝の芳田司(22=コマツ)が一本勝ち。男子73キロ級は橋本壮市(27=パーク24)がケガで欠場も、ユニバーシアード覇者の立川新(20=東海大)が延長の末反則勝ちで3勝目。4番手・女子70キロ級銅メダリストの大野陽子(28=コマツ)は、銀メダリストのガヒーに敗れたが、団体戦要員の向翔一郎(22=ALSOK)が一本勝ちで4勝目をマークした。

 男女混合団体戦は19チームが男女各3人の6人制で争い、日本は初戦の2回戦でモンゴルに4―0、3回戦の地元アゼルバイジャン戦はポイントを先行される展開となったが、男子73キロ級の立川新(20=東海大)が16年リオ五輪銀メダルのオルジョイを破る金星で形勢逆転、4―2で競り勝った。準決勝で韓国と北朝鮮の南北合同チーム「コリア」に4―0で快勝し、決勝へ進んだ。

 来年の世界選手権は9年ぶりの東京開催。日本武道館で8月25日〜9月1日に行われる。

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2018年9月27日のニュース