どうしたフェデラー…世界55位に敗れる 凡ミス77本で足元すくわれる

[ 2018年9月4日 14:20 ]

テニス全米オープン男子シングルス4回戦 ( 2018年9月3日    ニューヨーク )

厳しい表情で会場を後にするフェデラー(AP)
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 男子シングルス4回戦で第2シードのロジャー・フェデラー(37=スイス)が、世界ランキング55位のジョン・ミルマン(29=オーストラリア)に6―3、5―7、6―7、6―7で敗れる波乱があった。

 ナイトマッチながら昼間の蒸し暑さが残っていたセンターコート。汗だくのフェデラーは動きに精彩を欠き、ボレーなどでも普段の繊細なボールタッチが見られなかった。

 第1セットを奪ったものの、ブレークで先行していた第2セットを逆転されると流れを引き戻せなかった。強引なプレーが目立ってミスが早く、凡ミスの数は77本。第1サーブの確率も49%と上がらず、ダブルフォールトは10本を数えた。あとがない第4セットのタイブレークでも連続ダブルフォールトを犯して追い込まれ、最後はフォアハンドが大きくアウトして力尽きた。

 勝てば準々決勝ではジョコビッチ(セルビア)との対戦だったが、大一番の前に4大大会初の4回戦だったミルマンに足元をすくわれた。

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