大坂なおみ 初の8強 バインコーチ「彼女の努力、チームの仕事が報われた」

[ 2018年9月4日 06:38 ]

全米オープン女子シングルス4回戦   大坂なおみ2―1サバレンカ ( 2018年9月4日    米ニューヨーク )

全米オープン8強に進出した大坂なおみ
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 今季から大坂を指導するサーシャ・バインコーチはチーム席から試合を見守り、何度も立ち上がってガッツポーズするなど気持ちを一つにして戦った。

 「(全米4回戦という)今までに経験のない状況でよくやった。いろいろな感情をコントロールしながら、第3セットによくカムバックして全てのポイントで戦い続けた」と興奮の面持ち。第2セットを落とし、第3セットも先にブレークされてから巻き返した粘りを称えた。

 強打を武器にするサバレンカとは初対戦だっただけに、深い返球と第1サーブの緩急、さらに「最初から最後まで同じエネルギーと集中力を注ぐこと」を試合前にはアドバイスしていたという。コート上のインタビューでは大坂から「ありがとう、サーシャ!」と感謝の言葉を贈られたが、「彼女の努力、チームの仕事が報われた。だがここで止まらずにもっと勝っていきたい」と気持ちはすでに準々決勝。すぐに別のコートで行われている次戦の相手の試合を視察に向かった。

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2018年9月4日のニュース