稀勢の里、豪栄道に3勝8敗「いい稽古」 左足首を気にするそぶりも

[ 2018年9月4日 12:41 ]

豪栄道(右)と稽古を行った稀勢の里
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 大相撲秋場所(9日初日、両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が4日、東京都江東区の尾車部屋で行われ、横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)は一門外から参加した大関・豪栄道(32=境川部屋)と続けて11番取り、3勝8敗だった。

 最初の相撲はすぐに左を差して寄り切ったが、その後は豪栄道の低く鋭い立ち合いに劣勢を強いられた。つかまえられずに後退する場面が目立ち、最後の相撲では肩透かしを食らって土俵に崩れ落ち、そのまま稽古を打ち切った。左足首を気にするそぶりも見せ、ぶつかり稽古も行わなかった。

 結果は伴わなかったものの、初日まで1週間を切ったところで大関と胸を合わせることができたとあって「いい稽古になった」と振り返った。収穫について聞かれると「どうだろう、速さと強さ(を感じられた)」と答えた。連合稽古はこの日で終わったが、今後も出稽古することを考えている。「しっかり、また修正して。やることをやって場所に臨んでいきたい」とまだまだ鍛錬を続けていく。

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2018年9月4日のニュース