宮川紗江の前所属先 契約解除の経緯を説明 宮川側から解除の申し入れ

[ 2018年9月4日 22:32 ]

宮川紗江(撮影・尾崎 有希)
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 日本体操協会からパワーハラスメントを受けていたと告発した体操女子で2016年リオデジャネイロ五輪代表の宮川紗江(18)の前所属先レインボーが3日、公式サイトを更新し、契約解除の経緯などを説明した。

 「宮川紗江選手に関する一連の報道について」とし「宮川紗江選手と弊社との間で締結されていたスポンサー契約について、一部誤った報道がされていることから、弊社のHPを通じて、これまでの経緯をご説明させていただきます」と書き出し、「弊社は、宮川紗江選手との間でスポンサー契約を締結しましたが、その後、宮川紗江選手から、弊社に対して、宮川紗江選手の代理人弁護士を通じて、スポンサー契約を解除したいという趣旨の申入れがありました。弊社としては、宮川紗江選手を応援していきたいと考えておりましたが、ご本人の意思を尊重する必要があるとの判断に至り、現在、弊社の代理人弁護士を通じて、スポンサー契約の解除について、協議をしております」と、宮川側からの申し出だったことと、協議中であることを説明した。レインボーと宮川は、当初は今年5月から20年東京五輪が開催される同年8月までの契約だった。

 また、「スポンサー契約の解除に至った経緯や協議の内容等については、現在、弁護士を通じて協議をしている段階であること等から、お話しすることはできませんので、ご容赦いただきたいと存じます」と詳しくは説明しなかった。

 宮川に対しては高須クリニックの高須克弥院長(73)が支援を申し入れており、宮川も「ありがたいことなので、“前向きに検討させてください”と(答えた)」と所属契約に前向きであることを明かしている。

 宮川への暴力により、資格停止処分を受けた速見佑斗元コーチは5日に都内で会見を行う。

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2018年9月4日のニュース