素根、世界のヤマシタから金言 アジア制覇へ「ありがたい」

[ 2018年8月7日 05:30 ]

強化合宿で指導する柔道女子の増地克之監督(右)
Photo By 共同

 世界のヤマシタが金言伝授だ。全日本柔道連盟の山下泰裕会長(61)が6日、東京都北区の味の素ナショナルトレセンで行われている女子日本代表強化合宿を電撃訪問し、78キロ超級の素根輝(福岡・南筑高)を直接指導した。

 前回、同道場を訪れたのは「(16年)リオ五輪前だったと思う」と言う同会長。各選手の動きをつぶさに見守ると、練習後に素根に声を掛けて2、3分話し込んだ。「基本的に直接アドバイスすることは控えている」としながらも、「つい思わず、気持ちを抑えられなかった」と釣り手の使い方などを個別指導した。同級では小柄な素根にとっても、会長の助言は「常日頃から意識していること」と自信を深めた様子。「本当にありがたい」と金言を力に変え、アジア大会制覇を目指す。

続きを表示

2018年8月7日のニュース