北カロライナ大のアメフト選手が大学支給のシューズを売却 13人が出場停止処分

[ 2018年8月7日 11:16 ]

 米国の北カロライナ大学フットボール・チームに所属する13選手が、全米大学体育協会(NCAA)の倫理規定違反で1試合から4試合の出場停止処分を科された。

 AP通信によれば、処分の対象となった選手たちは大学が支給したナイキ社のシューズを複数の業者に無断で売却。このシューズは200ドル(約2万2000円)から3500ドル(約38万9000円)で取り引きされていた。選手自身が7人のチームメートから総額6150ドル(約68万3000円)で買い取って業者に売り渡すケースも判明。QBシャズ・サーラット(2年)を含む9選手は最も重い4試合の出場停止となった。

 ただし同じポジションの選手が欠けることになるため、全米大学体育協会(NCAA)は2選手に対しては処分先送りを認めた。

 なお問題になったこの業者の1人は、北カロライナ大が9月1日の開幕戦で対戦するカリフォルニア大のほか、ミシガン大やマーケット大からもシューズを買い取ったことを認めている。

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2018年8月7日のニュース