瀬古氏 テレビ局の女性アナにセクハラ発言 日本陸連などが厳重注意

[ 2018年8月7日 20:19 ]

 陸上男子マラソンの元名選手で、日本陸連の理事とマラソン強化戦略プロジェクトリーダーを務める瀬古利彦氏(62)がセクハラ発言をしたとして、日本陸連、総監督を務めるDeNAから厳重注意を受けていたことが7日、分かった。

 日本陸連によると、瀬古氏は4月にハーフマラソンでテレビ解説を務めた後、関係者との飲み会に出席。参加したテレビ局の女性アナウンサーにセクハラ発言をした。DeNAから報告を受け、日本陸連の尾県貢専務理事が今月、本人に口頭で厳重注意した。瀬古氏は「発言には注意したい」と謝罪したという。役職は辞任しない。

 瀬古氏は主に1980年代に国内外のマラソンで活躍。リオデジャネイロ五輪後の2016年11月からマラソンの強化責任者を務めている。

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2018年8月7日のニュース