五十嵐、ノア全米OP連覇 「諦めず勝てた。一生忘れない日」

[ 2018年8月7日 05:30 ]

全米オープンを連覇し、トロフィーを掲げる五十嵐カノア=5日、ハンティントンビーチ(ゲッティ=共同)
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 20年東京五輪の追加種目に決まっているサーフィンの全米オープンは5日(日本時間6日)、米カリフォルニア州ハンティントンビーチで最終日が行われ、男子は五十嵐カノア(20=木下グループ)が決勝で米国選手を破り2連覇を達成した。

 今大会はプロ最高峰のチャンピオンシップツアーの予選シリーズでは最高ランク。ワールドゲームズ(9月、愛知県田原市)に向けても弾みのつく快挙となった。逆転優勝には7・41の高得点が必要な状況で残り2分。波に乗る優先権を持つ五十嵐は相手の前に入り勝負に出た。勢いを付けると空中で回転する「テールハイエアリバース」という大技を決め8・17点をマーク。東京五輪で期待される逸材は「最後まで諦めずに勝てた。一生忘れない日」と笑顔を見せた。

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2018年8月7日のニュース