稀勢、手応え平幕12勝2敗 強い決意を持って秋場所に臨む

[ 2018年8月7日 05:30 ]

佐田の海(右)を押す稀勢の里
Photo By スポニチ

 大相撲夏巡業が6日、長野県下諏訪町の赤砂崎公園内で行われ、史上ワーストとなる8場所連続休場中の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が今巡業では初めてとなる相撲で、平幕相手に14番取り12勝2敗とまずまずの動きを見せた。

 屋外に設置された巨大テント。地元出身の関脇・御嶽海に並ぶ大歓声を浴びた和製横綱が勝負の秋場所に向けて本格的に動き始めた。「1週間、体つくってきたから」。対峙(たいじ)したのは平幕の3人。大栄翔には簡単に押し出される場面もあったが、佐田の海、正代はしっかり組み止めて貫禄を見せた。「まだまだ始まったばかりだから。一日ずつやっていく」。今後も引き続き相撲を取る意向。強い決意を持って臨む秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)へ、ここから土俵勘を取り戻す。

続きを表示

2018年8月7日のニュース