日本男子初の金メダル獲得・桃田が帰国 「凄く自信になった」

[ 2018年8月7日 05:30 ]

メダルを胸に笑顔で帰国する桃田(撮影・白鳥佳樹)
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 バドミントンの世界選手権(中国・南京)で史上最多のメダル6個を獲得した日本代表が6日、羽田空港に帰国し、日本男子初のシングルス金メダルを獲得した桃田賢斗(23=NTT東日本)は「拾って、長いラリーでプレッシャーをかけられた。いつもと違う戦い方で優勝できて、凄く自信になった」と充実の表情で振り返った。現地入り後の初練習で腹筋を痛め、全力でスマッシュを打てない状態だったが、守備重視の冷静な試合運びで頂点に。「相手が疲れていたのが見えた」と体力面、精神面でも進化した姿を見せた。

 一方で今大会は五輪2大会金メダルの林丹(中国)が早期敗退し、同3大会銀のリー・チョンウェイ(マレーシア)は欠場。世界トップとの直接対決は実現しなかっただけに「正直、本当の(世界一の)実感はまだ湧いてない」とも。次戦は18日開幕のアジア大会(ジャカルタ)。「世界王者として簡単に負けてはいけない」と自らにプレッシャーをかけ、アジアの祭典初制覇に挑む。

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2018年8月7日のニュース