“黄金世代”松田が3差5位「名前売れるようちょっとでも上へ」

[ 2018年6月17日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニチレイ・レディース第2日 ( 2018年6月16日    千葉県 袖ケ浦CC新袖C=6548ヤード、パー72 )

父・直樹さん(左)にプレゼントした腕時計を指差す松田
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 “黄金世代”の松田鈴英(れい、20=ニトリ)が、3バーディー、2ボギーの71で回り、首位と3打差の5位につけた。これまでのツアー最高順位は23位。逆転の初優勝も射程圏に捉えた。67で回り、通算7アンダーとした李知姫(39=韓国)が首位。1打差の2位には申ジエ(30=韓国)がつけた。鈴木愛(24=セールスフォース)と大江香織(28=アルパイン)が通算5アンダーで3位に並んだ。

 優勝争いに踏みとどまった。後半17番でボギーを叩き、首位と4打差。だが、18番(パー5)ではセカンドショットをバンカーに入れながらも、第3打をピン2メートルにつけてバーディーを取り返した。松田は「18番は“デカい”ですよね。踏ん張ることができました」とうなずいた。

 昨年プロテストに合格した畑岡や勝、新垣らと同じ“黄金世代”の一人だ。この日は新垣と同じ最終組でラウンド。若手らしくピアスの話で盛り上がったといい、「比菜ちゃんと一緒で楽しかった」。リラックスして回れたことも、好スコアの要因となった。

 2度目の挑戦となった昨年のプロテストでトップ合格も、ここまでの最高順位は23位。知名度はまだまだで「名前が売れるように、ちょっとでも上の順位にいきたい」。“黄金世代”から新たなヒロインの誕生となるか。

 ▼1位李知姫 今日のバーディーは全部ショットで取れた感じ。最後までいいスコアで回りたい。(6バーディー、1ボギーの67)

 ▼3位大江香織 昨日よりもショットが良くて、安定していた。明日は(優勝に)期待するとプレッシャーがかかるので、期待しないで頑張る。(4バーディー、1ボギーの69)

 ▼8位新垣比菜 後半にショットが右に右に行ってしまった。明日は“しっくりくる”ショットができたら。(単独首位から出るも、2オーバーの74と後退)

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