松山、耐えて首位と9差「天気次第でどうなるか、分からない」

[ 2018年6月17日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン第2日 ( 2018年6月15日    米ニューヨーク州サウサンプトン シネコックヒルズGC=7440ヤード、パー70 )

16番でラインを読む松山
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 悲願のメジャー初優勝を目指す松山英樹(26=LEXUS)は忍耐のゴルフで70とスコアをまとめ、首位と9打差の通算5オーバー、26位に踏みとどまった。2年ぶり2度目の全米オープン優勝を狙うダスティン・ジョンソン(33=米国)が通算4アンダーの首位。3年ぶり出場のタイガー・ウッズ(42=米国)は予選通過に2打及ばず、小平智(28=Admiral)、秋吉翔太(27=ホームテック)、星野陸也(22=フリー)の日本勢3人も100位台に終わり、予選落ちした。

 舞台は世界最高難度を誇る強風下のシネコックヒルズ。世界ランク10位の松山は、同22位デシャンボー(米国)とともに第3ラウンドのティーグラウンドに向かった。

 「9ストロークっていうのは凄い大きいですけど、まあ、天気次第でどうなるか、分からないんで。崩れないというより伸ばしていかないとチャンスはない。1つでも縮められるように頑張りたいと思います」

 首位に6打差の46位から出た2日目はスタートの1番で3パットのボギー。6番で5メートルのバーディーパットを沈めて流れをつかんだかに思われたが、続く7番でグリーン左のセミラフから第2打をチャックリ。ほぼ同じ場所から同組ファウラー(米国)がパターでチップインバーディーを決めた直後、迷った末に手にしたウエッジに緩みが生じた。

 ここから先は忍耐のゴルフ。競泳平泳ぎの五輪金メダリスト北島康介氏らが見守る中、冷静にパーを重ね、4メートルを放り込んだ最終18番のバーディーパットで3日目以降の反撃に勢いをつけた。

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2018年6月17日のニュース