谷岡学長 パワハラ全否定はしてない…“誤解”謝罪も「一部メディアの伝え方もあった」

[ 2018年6月17日 20:08 ]

<全日本選抜レスリング選手権>栄氏の監督解任を発表し頭を下げる至学館大・谷岡学長(左)(撮影・会津 智海)
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 至学館大の谷岡郁子学長は17日、東京・駒沢体育館で行われたレスリングの全日本選抜選手権終了後に緊急会見を行い、レスリング部の栄和人監督の解任を発表。また、同学長は3月の会見での発言について、報道陣からの質問に答える形で謝罪の言葉を述べ、「皆様に思いがきちんと伝わらなかったこと、誤解させてしまったことについては申し訳ないと思う。全国の皆様にお詫びを申し上げたい」とした。

 谷岡学長はパワハラ問題ぼっ発直後、選手に対する一部メディアの中傷に対して反論会見を開いた。その中で学生を守る趣旨から外れ、「そもそも伊調馨さんは選手なんですか。そもそも彼女は東京五輪を目指しているんですか」といった発言が世間の反発を招いていた。この日は「文脈をつかまえていただければ、5連覇を妨害するパワハラは絶対にないと申し上げました。その他のパワハラについては分かりませんと。絶対なかったとは言っておりません」と説明。「それがあたかもそう(パワハラ全否定)であるかのように一人歩きしてしまった。私の言い方もあったと思いますが、一部メディアの伝え方もあったと思う。それについて私が全責任を負うことはいたしかねる」ときっぱりとした口調で語った。

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2018年6月17日のニュース