サニブラウン、100メートル欠場 前日に右脚付け根痛める

[ 2018年5月13日 14:30 ]

 陸上男子短距離で米フロリダ大のサニブラウン・ハキームが12日、テネシー州ノックスビルで行われた大学地区選手権の100メートル予選を欠場した。11日の200メートル予選で右脚付け根を痛めたためで、19歳のスプリンターは「しっかり治して、またけがをしないようにしたい」と話した。今後については精密検査を受けて判断する。

 11日のレースでは好スタートを切ったものの、直線にさしかかったあたりで顔をしかめて足を止めて棄権した。右脚には冬場に違和感があったが、最近は不安は消えていたという。「カーブを出たあたりで急にきた。まさかだった。調子が良すぎたのかもしれない」と、突然のアクシデントに驚いた様子。左脚を同じように痛めた2016年の経験を引き合いに「その時よりは痛くない」と話した。

 サニブラウンは今年がフロリダ大で最初のシーズンで、24日からの全米大学選手権東部地区予選、6月上旬の全米大学選手権、7月にフィンランドで行われるU20世界選手権をにらんで調整していた。(共同)

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2018年5月13日のニュース