神戸製鋼 優勝請負人ウェイン・スミス氏が総監督に

[ 2018年3月30日 15:56 ]

 ラグビートップリーグ神戸製鋼が30日、来季の新体制を発表し、ニュージーランド代表のアシスタントコーチとして11、15年のワールドカップ連覇に貢献した世界的な優勝請負人、ウェイン・スミス氏(60=ニュージーランド)が総監督に就任することが明らかになった。前NECコーチのデーブ・ディロン氏(ニュージーランド)がヘッドコーチになる。

 スミス氏はアシスタントコーチとして、ディロン氏は育成部門の責任者としてスーパーラグビーのチーフス(ニュージーランド)の指導に関わった。神戸製鋼は同チームと提携していることもあって、今回の首脳陣入りが実現したとみられる。

 SHアンドリュー・エリス(ニュージーランド)は新たに共同主将に就任。フランカー前川鐘平主将とともにチームをもり立てる。世界的スター選手のSOダン・カーター(ニュージーランド)も加入する来季、神鋼はニュージーランド色が鮮明になる。

 元日本代表SOの森田恭平氏がバックスコーチとして新入閣。コーチ陣8人という分厚い指導体制で、2003年を最後に遠ざかる日本一奪回を目指す。

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2018年3月30日のニュース