大技不発…岩渕 4年後へ成長誓う「もっとレベルアップしないと」

[ 2018年2月22日 12:32 ]

平昌五輪スノーボード女子ビッグエア決勝 ( 2018年2月22日 )

<平昌冬季五輪・スノーボード女子ビックエア決勝>決勝のジャンプを飛び終え、抱き合って労う藤森由香(左)と岩渕麗楽
Photo By スポニチ

 岩渕麗楽(16=キララクエストク)は合計147・50点の4位で、表彰台にあと一歩及ばなかった。「大事なところで決めきれないのも自分の弱いところ。今は悔しい気持ちでいっぱい」。

 昨年12月のW杯優勝や1月のXゲーム準優勝の原動力となった「バックサイドダブルコーク1080」(3回転)が不発。左胸をとんとんと叩く「自分に自信を持てる」というルーティンから大技に挑んだが、2回目は手をつき、3回目もスムーズに着地が決まらなかった。

 イオンで買ったおもちゃの板で4歳からスノーボードを始めた。地元岩手の夏油高原などで滑りを磨き、部活必須の中学時代は器械体操部にも所属して空中感覚を磨いた。昨年の世界ジュニアではビッグエアとスロープスタイルでいずれも2位。今季からW杯にも初参戦し、十分な実績を残してメダル候補として臨んだ初五輪だった。冬季五輪日本最年少メダルは叶わず「4年後にこの舞台にチャレンジするには回転数も上げていかなきゃいけない。もっとレベルアップしないといけない」と成長を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

2018年2月22日のニュース