坂本ノッた自己新5位 出だしつまづき「気持ち楽になった」

[ 2018年2月22日 05:30 ]

平昌冬季五輪 フィギュアスケート女子SP ( 2018年2月21日 )

演技を終えた坂本は会心のポーズ
Photo By スポニチ

 坂本が大舞台でまた自己記録を更新した。国際スケート連盟公認大会では昨年10月のロシア杯からSPでは4戦連続。1・84点更新する73・18点に笑顔がはじけた。「出だしでつまずいて…。自分の中でフフッと思って。気持ちが楽になりました」。予期せぬ出来事で肩の力が抜けた。12日の団体戦女子フリーはジャンプのミスで崩れたが、この日は3回転フリップ―3回転トーループに成功するなど、基礎点が1・1倍になる後半にジャンプ3本を集め加点した。

 4歳からイトマンスイミングスクールに通い小1で競泳選手コースに誘われたが、「スケートの方が楽しかった」と氷上を選んだ。天性のバネが高くて幅のあるジャンプを支える。「メダルの可能性は20%ぐらい。自分と戦うことで精いっぱい」としたが、滑るたびに成長する今、さらなる高みへ跳ぶだけだ。

続きを表示

2018年2月22日のニュース