斎藤仁美 準決勝進出逃す「五輪って本当に色々あるんだなと」

[ 2018年2月22日 20:29 ]

女子1000メートル準々決勝 レースを終えた斎藤仁(共同)
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 スピードスケート・ショートトラックの女子1000メートル準々決勝に出た斎藤仁美(27=オーエンス)は、2組4着で準決勝を逃した。最終周で前の走者と接触して減速。「一瞬のチャンスを狙いきれなかった」と悔やんだ。

 大会前のドーピング検査で弟の慧(21=神奈川大)が陽性反応を示した。既に選手村を離れている。そのため、20日の弟の22歳の誕生日を一緒に祝えなかった。それを聞かれると、涙ぐんだ。

 「五輪って本当に色々あるんだなと感じて。悔しい部分が色々なところでたくさんあって。そういう思いをちゃんと出し切りたかったけど」

 想像もしていなかった知らせが突然飛び込み、開幕前に心はかき乱された。

 「動揺はしたし、したけど、それを言ってはいけない。私は私で応援してくれている方がいる。それを力に変えようと思った」

 五輪は、平昌大会が最初で最後という思いで挑んだ。だが、予選を余力残して通過し、準々決勝でも世界と戦える手応えをつかんだ。未練が残った。

 「先は分からないけど、もし、続けることになったら、この(レースの)悔しさはモチベーション、エネルギーが沸くものになると思う」

 小柄で、愛らしいルックスのスケーター。心と体を休めた後に、もう一度、自分を見つめ直す。

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