明大 21季ぶりの大学日本一へ CTB梶村 先発入り濃厚 左膝は「そんなにひどくはない」

[ 2018年1月4日 17:54 ]

大事を取って練習に参加しなかったものの、ボール出しで練習のサポートをした明大CTB梶村祐介(中央)
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 ラグビーの全国大学選手権決勝(7日、東京・秩父宮ラグビー場)に19季ぶりに進出を決めた明大が4日、東京都世田谷区八幡山のグラウンドで本格的な練習を再開した。

 2日の準決勝・大東大戦で後半に途中交代していたCTB梶村祐介(4年)は参加しなかったものの、グラウンドに出て練習をサポート。痛めていた左膝の状態は良好のようで「明日からは練習に参加します。そんなにひどくはない」と自らゴーサインを出した。丹羽政彦監督も「大丈夫ですよ」と太鼓判を押し、5日に発表される登録メンバーでは先発入りが濃厚となった。

 今年の大会は準決勝と決勝の間隔が中4日で、例年に比べて短い。そんな中での梶村の負傷はチームにとって痛手だったが、本人は「春から1月7日にピークを持って行こうと話してきた」と心の準備は万全の様子だ。兵庫・報徳学園高時代の2013年には、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(当時)に見初められて日本代表合宿にも超飛び級参加した1995年生まれ世代の逸材。8連覇中の帝京大を止め、1996年度以来21季ぶりの大学日本一へ、「ディフェンスの時間が長くなると思うので、我慢が必要になる」と勝利へのカギを挙げた。

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2018年1月4日のニュース