十両優勝は錦木「必死に無心で相撲を取っていた」

[ 2017年5月29日 05:30 ]

大相撲夏場所千秋楽 ( 2017年5月28日    両国国技館 )

十両優勝した錦木
Photo By 共同

 ▽十両優勝(10勝5敗)

 錦木(にしきぎ=本名熊谷徹也)東4枚目、盛岡市出身、伊勢ノ海部屋。06年春場所初土俵。15年夏場所新十両。16年夏場所新入幕。得意は押し。1メートル85、173キロ。26歳。

 ▼錦木 (千秋楽は)緊張してドキドキした。1場所でも早く幕内に戻りたいと思い、必死に無心で相撲を取っていた。来場所からも勝ち越しを目指し、稽古をするしかない。

 ▽三段目優勝(7戦全勝)

 若隆景(わかたかかげ=本名大波渥)西63枚目、福島市出身、荒汐部屋。東洋大で16年全国学生選手権個人2位。17年春場所に三段目最下位格付け出しでデビュー。祖父は元小結・若葉山。兄2人も同部屋所属の力士。得意は右四つ、寄り。1メートル81、114キロ。22歳。

 ▼若隆景 一日一番で集中していけた。所作やプロの雰囲気にも慣れた。小兵の力士が幕内で活躍されているのが刺激になっている。(関取に)上がれるよう頑張りたい。

 ▽序二段優勝(7戦全勝)

 美浜海(みはまうみ=本名松本裕太)東67枚目、千葉市出身、玉ノ井部屋。12年夏場所初土俵。得意は押し。1メートル73、114キロ。20歳。

 ▼美浜海 うれしい。上に上がって負け越さないようにしたい。変にまわしを取らずにがむしゃらに前へ行きたい。

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2017年5月29日のニュース