白鵬、穏やかな表情で会見 通算勝利記録更新に意欲「今度こそ名古屋で」

[ 2017年5月29日 11:06 ]

大相撲夏場所優勝から一夜明け、穏やかな表情で会見に臨む白鵬
Photo By スポニチ

 大相撲夏場所で38度目の優勝を飾った横綱・白鵬が千秋楽から一夜明けた29日、都内で会見した。1年ぶりに味わった勝利の美酒。「飲みましたけど、まったく寝られませんでした。インタビューとか、1夜明けて(会見)とか、懐かしく感じます」と、興奮さめやらぬ様子だった。

 全勝優勝で復活を強烈に印象付けた今場所で、3日目の千代翔馬戦で右足親指を痛めていたことも明かした。

 魁皇が持つ史上1位の通算1047勝に、あと11勝。7月の名古屋場所は昨年、節目の1000勝がかかりながら、達成できなかっただけに「1000勝を(昨年)名古屋の人に見せられなかった。今度こそ、というのはありますね」と、名古屋での大記録達成に意欲を見せた。

 大関昇進が確実な高安には「迫力ある大関になってもらいたい」とエールを贈った。

続きを表示

2017年5月29日のニュース