桃田 復帰戦で8強、ストレート快勝「ひたむきに打っている」

[ 2017年5月29日 05:30 ]

バドミントンの日本ランキングサーキット大会の男子シングルスで準々決勝に進んだ桃田
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 違法賭博問題による無期限出場停止処分が解除されたバドミントン男子の桃田賢斗(22=NTT東日本)はさいたま市内で行われた日本ランキングサーキット大会に出場し、シングルス2回戦で小野寺雅之(早大)を21―14、21―12のストレートで下して、8強入りした。

 1年2カ月ぶりの公式戦だった前日に続いて危なげない試合運びだった。格下相手にも全力で立ち向かい、強打で圧倒。だが、本人にはスコアが示すほどの余裕はない様子で「まだ試合勘はない。今はひたむきに一球一球打っている」と細かい戦術や駆け引きは度外視し、目の前のプレーに集中している状況だ。 スディルマン杯準決勝で中国に惜敗した日本代表の結果はチェックしている。「中国と変わらない力をつけて、今の代表は凄い。早くその人たちとプレーしたい」と代表復帰に意欲を示した。

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2017年5月29日のニュース