トライアスロン転向の谷真海 東京五輪に向け「2つのチャレンジになる」

[ 2016年9月20日 15:10 ]

「日本橋シティドレッシング for TOKYO2020」オープニングセレモニーで点灯式を行った吉田沙保里(左)と谷真海

 パラリンピック女子の陸上走り幅跳びからトライアスロンに転向した谷真海(34=サントリー)が20日、東京・日本橋で行われた「日本橋シティドレッシングforTOKYO2020」オープニングセレモニーにリオデジャネイロ五輪レスリング女子53キロ級銀メダリストの吉田沙保里(33)、東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長(79)らと出席した。

 谷は04年アテネ大会から3大会連続で出場した走り幅跳びから11年に大会で経験したトライアスロンに転向。昨年4月に出産し、約2カ月後には練習を始め、同12月に日本連合の強化指定選手に選ばれた。「同世代の吉田選手が現役を続行してくれて凄く嬉しい」と同席の吉田の現役続行を喜び、「2020年に向けてやっていかないといけないこともたくさんある。2020年の東京は私にとって2つのチャレンジになる。まずはトライアスロンへの転向。去年出産して母としての挑戦にもなる。家族としてチームとして夢を追えるのは嬉しい」と力強く語った。

 「日本橋シティドレッシング」では、2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムや肖像を使い、日本橋の街全体を五輪・パラ一色に染める。登壇者がそろって「Gofor 2020 Street」の点灯式を行った。

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2016年9月20日のニュース