2020東京へ「きょうが始まり」 組織委の武藤事務総長が決意

[ 2016年9月20日 00:14 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は19日、リオデジャネイロで記者団の取材に応じ、18日に閉幕したリオデジャネイロ・パラリンピック大会について「大変に成功したと思う」と総括した上で「次はわれわれの番。今日が始まり」と決意を新たにした。

 閉会式で行われた東京への引き継ぎセレモニーでは「POSITIVE SWITCH(前向きなスイッチ)」をテーマに障害者がパフォーマンスを披露。武藤事務総長は「障害者への見方を根本から変えるメッセージを発信した。五輪の時のようなサプライズ演出は今回なかったが、多くの人が感銘を受けてくれたと思う」と評価した。

 大会の運営面では自転車で死亡事故があった問題に哀悼の意を表し「スポーツの試合でも危険な部分があることを再認識した」と4年後への課題として受け止めた。(共同)

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2016年9月20日のニュース