JPC鳥原会長がねぎらい パラ日本選手団が解団式

[ 2016年9月20日 10:02 ]

 リオデジャネイロ・パラリンピック日本選手団は19日、リオデジャネイロ市内で解団式を行い、日本パラリンピック委員会(JPC)の鳥原光憲会長は「精いっぱい頑張ってくれた。新しい種目でメダルを取り、若い選手の活躍も目立った」とねぎらった。

 日本選手団は金メダル10個獲得の目標を掲げて今大会に臨んだが、金は史上初めてゼロに終わった。ただ、銀10、銅14の計24個を手にし、前回ロンドン大会の合計16個から8個増えた。鳥原会長は「大いに希望の持てる結果」と評価した。

 解団式の前には日本選手団の大槻洋也団長が記者会見。4年後の東京大会に向けて「今回の結果を踏まえ、各競技団体は客観的に今回の結果を分析して強化につなげたい」とし、引き続き金メダル22個以上の獲得で金メダルランキング7位を目指す方針を明言した。

 選手団の主将を務めた車いすバスケットボール男子の藤本怜央選手(SUS)は「このリオのゴールが次のスタートと自覚し、結果を受け止めて次のステージに進みたい」と気持ちを新たにしていた。

 選手らは順次帰国の途に就き、本隊は20日夜にリオを出発する。(共同)

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2016年9月20日のニュース